始めに:Ledgerはパソコン所有者向けの製品
大前提として、Ledger Nanoはパソコンに繋げて操作する製品です。一部スマホ対応の製品もありますが、それでも全ての機能をスマホで操作できるわけではありません
それでは詳しく見ていきましょう
Nano XとNano S Plusの違い
価格(JPY) | 対応している暗号資産 | Bluetooth | バッテリー内蔵 | アプリ容量 | 解像度 | Ledger Live の互換性 | |
Ledger Nano S Plus | ¥13,499 | 5500種以上 | × | × | 最大100個 | 128x64 px | PC:Windows, Mac, Linux 対応 モバイル:Android 対応 |
Ledger Nano X | ¥25,499 | 5500種以上 | ◯ | ◯ | 最大100個 | 128x64 px | PC:Windows, Mac, Linux 対応 モバイル:Android, iOS 対応 |
主な違いは3つです
- Bluetoothの有無
- バッテリーの有無
- スマホアプリ(ledger live)との互換性
Bluetoothの有無
Ledger Nano Xは、Bluetooth搭載の製品です。スマホアプリ「ledger live」をインストールしてスマホとLedgerを同期させることで、資産の移動・購入売却・ステーキング・スワップが可能になります
ただ注意して欲しいことがあります。それは、「製品本体のアップデートにはパソコンが必要になる」ということです
Ledger Nanoシリーズは、セキュリテの強化とサービス向上のために定期的にソフトウェアのアップデートを実施しています
資産の移動・購入売却等はスマホでもできますが、アップデートはできません
ソフトウェアの更新は、Ledgerをパソコンに繋ぐ必要があります
最初に言った、「Ledgerはパソコン所有者向けの製品である」とはそういう意味なのです
注意
タブレット・iPhoneは無理ですが、Androidスマートフォンは単体での更新可能です
バッテリーの有無
また、Nano Xにはバッテリーも搭載されています。つまりは充電ができる商品であるということです
Nano S Plusはバッテリーを積んでいないので、使用する際にはパソコンに繋いで電力を供給してもらう必要があります。当然パソコンに繋いでいる間は使用できますが、線を抜けば画面が消えてしまします
一方、Nano Xは一度充電してしまえば、充電が無くなるまで使用することができますし、電源ボタンを切っている間は電力を消費しません
専用アプリ(ledger live)との互換性
ledger live の互換性 | |
Ledger Nano S Plus | PC:Windows, Mac, Linux 対応 モバイル:Android |
Ledger Nano X | PC:Windows, Mac, Linux 対応 モバイル:Android, iOS 対応 |
表からもわかるように、ledger Nano XはiOSにも対応しています
注意
パソコンであれば何でもいい訳ではありません。ChromebookはOSの特性上、Ledger Liveに対応できません。
PCで対応しているのはWindows・macOS・Linuxの3つです。お使いのPCを確認してから購入しましょう!
悩むならNano Xでいい
正直な話、機能面では大差ありません。スマホで操作できるかどうかの違いですので、予算的な問題がないのであれば、Nano Xでいいと思います
私は、Nano S Plusを最初に購入して後にNano Xを購入しましたが、使い勝手がいいのは圧倒的にNano Xです
「安く済ませたい」「別にスマホで操作できなくてもパソコンがあるからいい」という人はS Plusでもいいと思います
何度も言いますが、機能面では大差ありませんので